草野耕一法律事務所

ごあいさつ

草野耕一 写真

草野耕一法律事務所を開設いたしました。

草野耕一です。
本年春に最高裁判所判事を定年退官し、今般、六本木一丁目に草野耕一法律事務所を開設いたしました。(この事務所のことを、私のイニシャルにちなんで、以下、「Office KK」と呼びます)。
と同時に、前々から興味があったWEBサイトも立ち上げてみようと思いたち、このサイトを開設して、サイトの名前をLettres de mon bureauと命名しました。
これは、フランスの作家 アルフォンス・ドーデ(Alphonse Daude)の小説『風車小屋だより(Lettres de mon moulin)』にヒントを得て名付けたもので、要するに「Office KKだより」ということです。

三つのコラム、それぞれの想い。

Lettres de mon bureauには三つのコラムを設けました。
最初のコラムには私の本業である法律家としての活動や意見を記していこうと思います(このコラムのタイトルは毎回変わります)。
二つ目のコラムでは、「趣味は勉強」というタイトルの下で、本業以外の分野で考えたことを書いてみたいと思います。
三つ目のコラムは、当面の間、私の秘書(マネージング・セクレタリー)の谷村祐利子さんに書いてもらうことにしました。
何を書くかは、タイトルも含め谷村さんにおまかせしていますが、できることなら、読者の皆様のOffice KKに対する「好感度」を高めてもらえるような内容にしていただきたいと願っています。
なお、Lettres de mon bureauを一般に公開するのはこの第一回配信限りとさせていただき、第二回以降につきましては、配信を希望された方にのみ無料配信いたします。
本サイトをお気に召していただけましたならば、是非配信を申込みのうえ、末永くご愛読いただけますと幸いです。

コラム

Office KK 開設の辞
今後法律家として活動していく上での心構え、今後の活動計画、Office KK建設の経緯についてお話したいと思います。
趣味は勉強
最近読んだ本や考えたことを素材として、「心に移りゆくよしなしごとをそこはかとなく」書き記していきたいと考えています。
Yuri as Managing Secretary
Office KKのこぼれ話や草野先生の「詩と真実」をご紹介していこうと思いますのでご愛読のほど宜しくお願いいたします。

プロフィール

経歴・学歴

1955
3月 千葉市生まれ、千葉大付属小中学校を経て
1973
3月 県立千葉高校卒業
1978
3月 東京大学法学部卒業
1986
6月 ハーバード大学修士(LL.M.)
2018
9月 東京大学博士(法学)

職歴

1980
4月 弁護士登録(第一東京弁護士会)
1987
2月 ニューヨーク州法曹資格取得
1994
6月 ㈱小糸製作所監査役(〜2019年2月)
1999
11月 楽天㈱社外取締役(〜2016年3月)
2004
1月 西村あさひ法律事務所代表パートナー(〜2019年2月)
2007
4月 東京大学大学院法学政治学研究科客員教授(〜2010年3月)
2013
4月 慶應義塾大学大学院法務研究科教授(〜2019年2月)
2014
9月 ハーバード大学ロー・スクール客員教授(〜2014年12月)
2019
2月 最高裁判所判事(〜2025年3月)
2025
3月 弁護士再登録(第一東京弁護士会)
7月 東京都港区六本木に草野耕一法律事務所を開設

受賞歴

CHAMBER’S GLOBAL コーポレート/M&A部門個人ランキング Leading Individualに
19年間連続選出

CHAMBERS & PARTNERSが発表しているCHAMBER’S GLOBAL コーポレート/M&A部門個人ランキングのLeading Individualに、2000年から2018年まで (すなわち、最高裁判事に任官する直前まで)、19年間連続して選出された。

BEST OF THE BEST(日本M&A部門)9年間5回にわたり連続して選出

INTERNATIONAL FINANCIAL LAW REVIEWの系列機関が隔年で発表しているBEST OF THE BEST(日本M&A部門)に、2009年から2017年まで (すなわち、最高裁判事に任官する直前まで)、9年間5回にわたり連続して選出された。

主著

『ゲームとしての交渉』  (丸善ライブラリー・1994年)

『日本人が知らない説得の技法』  (講談社・1997年) ※なお、同書は『説得の論理3つの技法』と題して2003年に日経ビジネス文庫から再刊されている。

『金融課税法講義』  (商事法務・2008年初版、2010年補訂版)

『会社法の正義』  (商事法務・2011年)

『未央の夢 ある国際弁護士の青春』  (商事法務・初版2012年、再版2022年)

『数理法務のすすめ』  (有斐閣・2016年)

『株主の利益に反する経営の適法性と持続可能性―会社が築く豊かで住みよい社会』 (有斐閣・2018年) ※なお、同書は、東京大学に提出した博士論文を書籍化したものである。

趣味

最大の趣味は「勉強」です。

若いときは自他ともに認める遊び好きでしたが、年を取るにつれて勉強が好きになってきました。50代のときには数学や経済学の勉強に励み、還暦を過ぎてからは哲学や歴史の本を読み耽るようになりました。文学書を読むことも好きで、80歳を過ぎたら文学作品の執筆に挑戦したいと考えています。そのために、今後10年の間にドイツとフランスの文学作品をできるだけ多く原書で読むことを決意し、フランス語では、最近カミュの『異邦人(L'Étranger)』を読了し、スタンダールの『赤と黒(Le Rouge et le Noir)』を読み始めました。ドイツ語については、文法の勉強をするばかりで、文学作品の読書の方は進んでおらず、トーマス・マンやゲーテの作品を読み解いてくださる先生を探しています。
勉強以外の趣味は、ゴルフとJPOP歌唱です。ゴルフの腕前はハンディキャップ32(小金井CC)と低迷していますが、JPOP歌唱の方は、いささか玄人はだしであり、最高裁判事になる前にはロックバンドを作ってドラムとボーカルを担当していました。今でも、興が乗れば、生バンドをバックに、あいみょんの「裸の心」や(喉をいためることを覚悟で)Acid Black Cherryの「イエス」を歌います。

「Lettres de mon bureau(LMB)」第2号以降の配信について

LMB第2号以降は、配信をご希望いただいた方のみが閲覧できるようにいたしたく存じます。
下記の手順にてご登録いただいた方へ、閲覧方法の詳細をご案内いたしますので、ぜひご登録をお願いいたします。

「LMB」第2号以降の閲覧手順

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