草野耕一法律事務所

Lettres de mon Bureau

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Lettres de mon Bureau(LMB)
第六号を謹んで配信いたします。

Lettre de mon bureau 第6号を謹んで配信いたします(なお、今回の配信は、当事務所の創立1周年の節目に当たることから公開配信とすることにいたしました)。

拝啓、緑雨の候、皆様お変わりありませんでしょうか。私の方は、本年春の叙勲に際し、はからずも旭日大綬章拝受の栄誉を賜りました。これもひとえに、皆様方の多年にわたるご指導とご厚情の賜物と深く感謝いたしております。同時に、国家・国民のお役に立つこと未だ僅少の我が身に対して、かくも晴れがましき栄誉をお授け下された御聖恩に報いるべく、今後も倍旧の努力を尽くして法の研究と実践に励む所存でありますので、変わらぬご厚誼の程よろしくお願い申し上げます。

さて、今回も非常に充実したコラム6通を配信するこができましたことを大変嬉しく思います。特に、今回の第1コラムに掲載した私の論考においては、いずれかの機会に体系立ててお話ししようと考えておりました問題(集計主義に関する総論的問題)を比較的うまく語れたのではないかと思っております。抽象的な問題であるために、難解という印象を抱かれる方もおられるかもしれませんが、法と経済学の知見を法の実践活動に活かすためには避けて通れない問題ですので、是非お目通しいただきたいと願う次第です。

なお、『Lettres de mon bureau』につきましては、今回(第六回)および第一回のみ一般公開しております。過去の第二回から第五回、ならびに今後の配信は、ご希望された方への限定配信とさせていただきます。
本サイトをお気に召していただけましたら、ぜひ配信をお申し込みのうえ、末永くご愛読いただけますと幸いです。

コラム

功利主義について(その4)
福利をどう数量化し、他人間でどう比較するか。経済学の知見を手がかりに、集計主義の根本問題に挑みます。
普仏戦争と日清戦争(その3)
デンマーク戦争からドイツ帝国成立まで、ビスマルクとの対話でドイツ統一の最終章を描きます。
Yuri as Managing Secretary
東大法学部の授業補佐を通じて祖父の青春に想いを馳せながら、草野先生と「世のため人のため」に働く法律家の意義と法律学の未来を語り合いました。
Also sprachen die alten Freunde
―G to G:孫達に見せたいミュージカル映画、舞台―
住田邦生先生が孫に見せたいミュージカルのベスト4を厳選。作品の魅力と鑑賞ポイントを愛情たっぷりに語り尽くします。
「法律家 名著を読む」第2回
読書欲に「覚醒した」松尾拓也先生が、コラム連載第2弾として、名著『サピエンス全史』を読み解きます。
新産業創出論・拾遺 第2回
―ディープテックの源泉を考える―
水島淳先生が、ベンチャー投資における法務戦略を、出資先企業の財務危機ケースを通じて解説します。

プロフィール

経歴・学歴

1955
3月 千葉市生まれ、千葉大付属小中学校を経て
1973
3月 県立千葉高校卒業
1978
3月 東京大学法学部卒業
1986
6月 ハーバード大学修士(LL.M.)
2018
9月 東京大学博士(法学)

職歴

1980
4月 弁護士登録(第一東京弁護士会)
1987
2月 ニューヨーク州法曹資格取得
1994
6月 ㈱小糸製作所監査役(〜2019年2月)
1999
11月 楽天㈱社外取締役(〜2016年3月)
2004
1月 西村あさひ法律事務所代表パートナー(〜2019年2月)
2007
4月 東京大学大学院法学政治学研究科客員教授(〜2010年3月)
2013
4月 慶應義塾大学大学院法務研究科教授(〜2019年2月)
2014
9月 ハーバード大学ロー・スクール客員教授(〜2014年12月)
2019
2月 最高裁判所判事(〜2025年3月)
2025
3月 弁護士再登録(第一東京弁護士会)
7月 東京都港区六本木に草野耕一法律事務所を開設
2026
4月 東京大学大学院客員教授再就任

受賞・受勲歴

CHAMBER'S GLOBAL コーポレート/M&A部門個人ランキング Leading Individualに
19年間連続選出

CHAMBERS & PARTNERSが発表しているCHAMBER'S GLOBAL コーポレート/M&A部門個人ランキングのLeading Individualに、2000年から2018年まで (すなわち、最高裁判事に任官する直前まで)、19年間連続して選出された。

BEST OF THE BEST(日本M&A部門)9年間5回にわたり連続して選出

INTERNATIONAL FINANCIAL LAW REVIEWの系列機関が隔年で発表しているBEST OF THE BEST(日本M&A部門)に、2009年から2017年まで (すなわち、最高裁判事に任官する直前まで)、9年間5回にわたり連続して選出された。

2026年4月 旭日大綬章拝受

主著

『ゲームとしての交渉』 (丸善ライブラリー・1994年)

『日本人が知らない説得の技法』 (講談社・1997年) ※なお、同書は『説得の論理3つの技法』と題して2003年に日経ビジネス文庫から再刊されている。

『金融課税法講義』 (商事法務・2008年初版、2010年補訂版)

『会社法の正義』 (商事法務・2011年)

『未央の夢 ある国際弁護士の青春』 (商事法務・初版2012年、再版2022年)

『数理法務のすすめ』 (有斐閣・2016年)

『株主の利益に反する経営の適法性と持続可能性―会社が築く豊かで住みよい社会』 (有斐閣・2018年) ※なお、同書は、東京大学に提出した博士論文を書籍化したものである。

趣味

最大の趣味は「勉強」です。

若いときは自他ともに認める遊び好きでしたが、年を取るにつれて勉強が好きになってきました。50代のときには数学や経済学の勉強に励み、還暦を過ぎてからは哲学や歴史の本を読み耽るようになりました。文学書を読むことも好きで、80歳を過ぎたら文学作品の執筆に挑戦したいと考えています。そのために、今後10年の間にドイツとフランスの文学作品をできるだけ多く原書で読むことを決意し、フランス語では、最近カミュの『異邦人(L'Étranger)』を読了し、スタンダールの『赤と黒(Le Rouge et le Noir)』を読み始めました。ドイツ語については、文法の勉強をするばかりで、文学作品の読書の方は進んでおらず、トーマス・マンやゲーテの作品を読み解いてくださる先生を探しています。
勉強以外の趣味は、ゴルフとJPOP歌唱です。ゴルフの腕前はハンディキャップ32(小金井CC)と低迷していますが、JPOP歌唱の方は、いささか玄人はだしであり、最高裁判事になる前にはロックバンドを作ってドラムとボーカルを担当していました。今でも、興が乗れば、生バンドをバックに、あいみょんの「裸の心」やセリーヌ・ディオンの「To Love You More」を歌います。

「Lettres de mon bureau(LMB)」の配信について

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